■ローズマリーにアルツハイマー予防効果 岩手大など発表 ― 2007年11月24日
ローズマリーにアルツハイマー予防効果 岩手大など発表
岩手大の佐藤拓己准教授(神経工学)らの日米合同研究チームが、22日発表したところによれば、ハーブのローズマリーに多く含まれるカルノシン酸に、脳の神経細胞が細胞死するのを防ぐ効果があることを、マウスを使った実験で確認したという。実験は、マウスの右脳の動脈をクリップで2時間閉じて人工的に脳の神経細胞が死ぬ状況を作った。カルノシン酸を事前に注射したマウスとしないマウス各9匹で、24時間後に脳の変化を比べたところ、注射しなかったマウスは右脳の52%が壊死していたが、注射したマウスでは壊死部分が34%にとどまり、カルノシン酸に強い脳細胞保護効果があることを実証した。
カルノシン酸が細胞死を抑える遺伝子を活性化することも解明し、認知症など脳神経細胞の細胞死に関連する病気の予防や治療に応用できる可能性を示した。
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