■肉食女子は“腸内ブス”!? ― 2014年07月14日

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日経ウーマン > ヘルス&ビューティ > 連載コラム > 25歳からのメディカル・アンチエイジング 2014/05/10
日経ウーマン > ヘルス&ビューティ > 連載コラム > 25歳からのメディカル・アンチエイジング 2014/05/10
■肉食中心、低炭水化物ダイエットは危険?肉を「体重1kg当たり1日に1.5g以上」、つまり体重50kgなら75gの肉を毎日続けてとるような食事はどうみても危険!。「高タンパク+低炭水化物」の食事に警鐘を鳴らす研究結果も報告されています。
■腸内細菌が病気のリスクを高める
2011年のイギリスでの研究に依れば、高タンパク・低炭水化物の食事を続けたGrでは発がん性物質が増加したうえ、がんの発生を抑制する物質が減少していることが判った。つまり、この様な食生活を長期的に続ければ大腸疾患のリスクを高めると云う事です。肉食に依り腸内の悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化し、発がん性物質が作られ易くなることは以前から指摘されてます。
■魚も豆もバランス良く食べる
増えすぎると悪い影響を与える悪玉菌のある種の菌は腸内を腐敗・発酵させることによって有害物質を発生させて、臭いの基とになる物質も発生させ腸内に炎症を起こし、大腸がんなどの病気を引き起こす原因となる。
最近の研究に依れば、太っていると、悪玉の腸内細菌が肝臓で胆汁酸の一部を増やし、老化した細胞から悪いファクターの物質を出させるというメカニズムも明らかになっている。高タンパクな食事というのは「体重1kg当たり1日に1.5g以上」を指し、体重50kgなら75gの肉を毎日続けて摂るような食事は危険だということだが、高タンパクな食事と云っても先の研究で取り上げられたのは肉なので、植物性タンパク質では無い。
■腸内細菌のバランスを改善しよう
卵も高タンパクな食品ですが、1日6個も食べていたらリンの値が上がってしまったという人もいて、何でも食べ過ぎは良くないので程々に。腸の環境を良い状態に保つことは、がんの予防だけでなく、アンチエイジングの面でも大切。
腸内には体全体の6割以上の免疫細胞が集まっており、体外から侵入する病原菌などに対する抵抗力に大きく関係している。また、近年の研究では、腸内細菌と精神状態との関係を示す報告も複数発表されていて、おなかが空くとイライラするように、脳は腸内細菌にコントロールされていると指摘する研究者もいるとか。腸は全身から脳まで、健康に密接に関わっていて「人は腸から老いる」とまで云われる程なのだとか。
腸内細菌の種類は、人夫々の固有のもので、人により少しずつ異なっていて、その種類を変えることは難しいが、その「バランス」を変えることが出来きるので、悪玉菌を増やさないよう善玉菌が増え易い環境に整えることは可能。そのために、善玉菌のエサとなる食物繊維をしっかり摂って、良い菌が育つ腸内環境をつくること。
ちなみに、炭水化物は「食物繊維と糖質」で出来ているから、糖質が少なく食物繊維の多い未精製の穀類は重要な食物です。
また、アンチエイジングの柱である、カロリス(カロリー制限)や定期的な運動に依っても、良い菌が棲み易くなることがわかっている。腸内細菌のバランスを改善することもアンチエイジング対策の重要なテーマなので、日頃から、腸の健康に気を配ることだ。
※「カロリス」とは、カロリーリストリクションの略で、カロリー制限のこと。「腹八分に医者いらず」ということか。
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