■肌荒れを起こす「腸内劣化」を防ぐための食事のポイント5つ ― 2014年06月18日
肌荒れを起こす「腸内劣化」を防ぐための食事のポイント5つ
見た目年齢に肌は重要な要素。ポーラ文化研究所調べによれば、女性の94%が美肌にしたいと願っているが、その理由は「メークが奇麗に出来る」(45%)「若く見られる」(42%)からだという。見た目年齢を若く保つためには化粧品で外側からだけでなく、体の内側、腸内も美しくしないと効果が得難い。
胃腸専門医・村田博司さんに依れば、肌と腸の関係とは密接な関係が有るという。
1.肌がくすみ、張りが無い女性の腸も見た目と同じような状態になっていることが多い。
腸内劣化を防ぎ、腸を美しくするための、食事で気をつけるべき、5つのポイントとは、
2.劣化した腸は、張りも艶も無く、ムクンでいたりして内視鏡が通り難い。
3.漢方系の便秘薬を常用している人の腸は、メラニン色素が溜まって真っ黒で、表面もガチガチに強張った状態。
4.腸が固くなると柔軟に動かないので、便を排出する力も弱い。正常に戻すには2年以上も掛ることもある。
5.腸の動きが悪く便がスムーズに排出されずに長く体内に留まるのが“便秘”。
6.便秘になると便に含まれる有害な物質が腸から吸収され続け、全身に回り、肌に影響して「肌荒れ」や「くすみ」を引き起こす。
7.便秘になると、腸内細菌のバランスが崩れ、“腸内劣化”という状態に陥り、様々な不調が現れる。【1】週3日は「20時以降に食べない」
では、腸美人になる過程で、ヒトの腸内では何が起きているのか。森永乳業の食品基盤研究所で、ビフィズス菌のもつさまざまな健康機能を研究している農学博士の清水金忠さんに依れば、
【2】食事の間に「空腹の時間」をつくる
【3】動物性たんぱく質(特に肉類)を摂り過ぎない
【4】ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂る
【5】食物繊維とオリゴ糖で腸内の善玉菌を活発にする
腸には数百種類、100兆個以上の腸内細菌が棲んでいて、健康に役立つ『有用菌』が1~1.5割、有害物質などを発生させる『有害菌』が2割、残りはその時々で優勢な方に味方する『中間菌』に分けられる。
『腸内細菌のバランスを整える』とは、善玉菌を優勢にしておくこと。そのカギを握るのが有用菌の代表、“ビフィズス菌”。 ヒトの腸内に住むビフィズス菌の一種『BB536』について調べたところ、優れた整腸作用をもつことが判った。
便秘気味で肌トラブルのある女性28人にビフィズス菌BB536を8週間摂り続けてもらったところ、排便の回数が正常になり、肌のキメや乾燥に改善が見られ、にきびも減ったという。『艶や張りが出てきた』『毛穴が目立たなくなった』『化粧ノリが良くなった』というアンケート結果も。
ビフィズス菌等の善玉菌の力で肌トラブル ゼロの美肌な腸美人を目指しましょう!
最近のコメント