■日本人女性の寿命、再び世界一に 平均86.41歳 ― 2013年09月03日
日本人女性の寿命、再び世界一に 平均86.41歳
厚生労働省が7月25日に発表した「簡易生命表」に依れば、日本人女性の2012年の平均寿命が、再び長寿世界一になった。平均寿命は86.41歳で、前年を0.51歳上回った。男性も前年より0.50歳延び、79.94歳で過去最高になった。
■平均寿命の上位5ヶ国・地域 男性 1 アイスランド 80.8歳 2 香港 80.6歳 3 スイス 80.3歳 4 イスラエル 80.0歳 5 日本 79.94歳 女性 1 日本 86.41歳 2 香港 86.3歳 3 スペイン 84.97歳 4 フランス 84.8歳 5 スイス 84.7歳
平均寿命は、0歳の平均余命を指す。平均寿命は、男女とも戦後直後の1947年は50歳代だった。その後、徐々に延び、女性は84年には80歳を、02年には85歳を超え、2010年までは26年連続で長寿世界一だったが、11年の平均寿命は東日本大震災の影響で男女とも短くなり、女性は27年ぶりに長寿世界一の座を明け渡していた。
海外の国・地域のデータと比べると、日本人女性は11年に1位だった香港を抜き、10年以来の世界一に。日本人男性も前年の8位→5位になった。男性の1位はアイスランド(80.8歳)。
がん・心疾患・脳血管疾患で亡くなる確率は、男性で53.04%、女性は49.32%で、男性は前年より上昇した。これらの疾患による死亡が仮にゼロになった場合、平均寿命は男性で7.37歳、女性で6.17歳延びる計算だという。
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