■プラスチック容器で食べ物を温めるのは危険か ― 2013年06月23日
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324289404578442220174750746.html
ウォール・ストリート・ジャーナル > ライフ > ヘルス > 2013/04/24
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プラスチック容器に入った食べ物を電子レンジで温める行為について、プラスチック等の危険物質について10年以上研究を続けているアリゾナ州立大学のバイオデザイン研究所環境安全センターのディレクター、ロルフ・ハルデン博士に聞いた。
フタル酸とビスフェノールAには要注意ハルデン博士に依れば、「プラスチックの成分を体内摂取して死ぬ人がいるかどうかは、分からない」が、「先進国では乳がん・肥満・思春期早発症といった健康障害があるが、こういった健康障害は発展途上国では少ない。ライフスタイルの問題が背景になるからだ。」と云う。その上で公衆衛生の観点から、プラスチック容器を熱すると、健康に害のある物質が溶け出て、体内に取り込んでしまい兼ねないため避けた方が良いと警告する。
気をつけなければならない物質は2つプラスチックが登場したのは1900年代初頭。命を救う医療機器にも、ヘアー・コンディショナーにも髪の柔軟性を増す成分として入っていて、プラスチックはあらゆるところで使われているが、体内に取り込むと危ない2つの化学物質が含まれている。
捨てる時期
先ず第一に、フタル酸類の化合物は、PVC(ポリ塩化ビニル)容器の柔軟性を高めていて、熱すると溶け出してくる可能性がある。体内に摂取されるとホルモンバランスを崩したり、障害児が生まれる可能性があると云う。但し、どの程度の量で問題が起こるかは分かっていない。先進国では血液にこれが混じっていない人はほとんどいないという。
プラスチック容器に入れ電子レンジで温めただけのランチは、唯でも興ざめだが、その上、体にも善くないかもしれないのだ。
次は、ビスフェノールA(BPA)で、フタル酸よりも悪影響を起こす可能性がある。かつてエストロゲン(女性ホルモンの一種)の代わりになるのではないかとして研究されたこともある。透明で丈夫なポリカーボネートの大量生産に使用されていて、金属のカンの内側の被膜やレシートの紙にも使われている。米食品医薬品局は、2012年7月に哺乳瓶にBPAを使用することを禁止したのは、発育を遅らせる懸念が消費者の間で高まったためだ。
プラスチック容器の底に書いてあるリサイクル番号は、その番号から中に含まれている化学物質が分かることがある。例えば「No.7」にはビスフェノールAが含まれている可能性が高い。あなたの机の上に、このリサイクル可能な容器に入ったミネラルウォーターは、BPAを大量に含んでいるかもしれない。電子レンジにて加熱した時、溶け出す化学物質の量はプラスチックの種類や、熱を加える時間や容器の状態などによっても変わる。古くてヒビが入った容器や何百回も洗った容器は、温めた時に溶け出す毒素が多い。変形したり変色してきたらゴミ箱行きのサインだという。




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