■0歳時に早期脱毛症の見られる男性は前立腺癌リスクが高い?< ― 2011年03月14日
20歳時に早期脱毛症の見られる男性は前立腺癌リスクが高い?<
フランス、ジョルジュ・ポンピドー・ヨーロッパEuropean Georges Pompidou病院(パリ)のPhilippe Giraud博士が、医学誌「Annals of Oncology(腫瘍学)」オンライン版に2月15日に発表した研究によれば、前立腺癌患者は、20歳時に男性型脱毛症の徴候がみられる比率が、非前立腺癌男性の2倍であり、30代・ 40代で脱毛の始まった男性や、20代で始まった男性にはリスクの増大は認められなかったという。今回の研究は、46~84歳で前立腺癌の診断を受けた患者388人及び健康な男性281人を対象に、2年以上にわたり疾患の進行および脱毛のパターンを分析した結果、前立腺癌患者の37人(健康な男性では14人)が、20歳の時点で生え際の後退、頭頂部の脱毛、その両方を含めて、何らかの型の脱毛症を経験していることが判明したもので、20歳時で脱毛がみられた場合は、前立腺癌リスクが2倍であったが、脱毛症の型による差は認められなかったというもの。
▼原文:Could Hair Loss at 20 Signal Higher Prostate Cancer Risk?
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