■淑女のお尻の洗いすぎは膣内の悪玉菌を増やす!? ― 2010年02月20日
温水洗浄便座を使っている方(私を含め)にとって、気になる情報です。『国立国際医療センター戸山病院産婦人科の荻野医師(研究指導者・箕浦茂樹部長)と飯野病院の飯野孝一院長との共同調査によると、習慣的に温水洗浄便座を使用している人は、使用していない人に比べ、膣内の善玉菌である乳酸菌が著しく消失し、腸内細菌などによる汚染が目立ち、細菌性膣症に罹り易いという。
大腸菌などの腸内細菌が膣内から検出された症例の92%は、温水洗浄便座『使用者』で、8%が『未使用者』と、差は歴然としており、『使用者』では悪玉菌を殺す作用のある善玉菌を保有しているにも関わらず、腸内細菌が検出されるケースが『未使用者』の3.85%に比べ、25%と高率だった。
温水洗浄便座を使い過ぎると、肛門の常在菌を洗い流してしまい、本来殺されるはずの雑菌によって炎症を起こしかねないが、それと同じことが女性の膣内でも起きているという。膣内では善玉菌である乳酸菌がブドウ糖から乳酸を作って、膣の中を酸性に保っており、善玉菌が悪玉菌を侵入させないように防御機構として働いている。膣だけではなく、口や腸、皮膚など人体のあらゆる所にいる常在菌とヒトは共生しているのに、昨今の『行き過ぎた清潔志向』に伴い、本来いるべき細菌を排除して、無い筈の細菌を呼び起こしてしまっているという。
一方、東海大学(公衆衛生学)の調査によると、洗浄便座の温水タンク内では大腸菌や感染症の原因となる緑膿菌が発生し易いことも報告されているという。』
私も、温水洗浄便座を使用して28年になりますが、最近痔病から少し洗浄時間を長めにしていました。当然紙で水気を拭き取り温風乾燥をおこなっているのですが、肛門の周りが痒くなることが多くなり、なんか変だなとと思っていました。
この記事を読んで、時間をかけての洗い過ぎは良くないということのようですので、即実行してみようと思います。
◎西陽射す湖 ― 2010年02月20日
(2010.02.19撮影)
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