■突発性難聴になってしまいました ― 2009年06月12日
(この記事の訂正版を2009/07/20「「メニエール病」について」にて行いました。)健康について、情報を発信し、健康に気をつけていたつもりの本人が、今回情けなくも突発性難聴を再発いたしました。
反省の意味を込めて、突発性難聴についての、情報を探ってみました。 その中でも、自分に施された治療とその後の経過等の体験を通しての判断を交えて、『ウィキペディア(Wikipedia)』の情報がお勧めです。
若しも不幸にも、片方の耳が聞こえなくなってきたような症状を発症した場合は、自己判断をせずに、『ウィキペディア(Wikipedia)』上の、原因・症状を参考にされて、一刻も早く大きな病院に駆け込んで治療を受けてください。
▼『ウィキペディア(Wikipedia)』上の、原因・症状:
原因 :
内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられているが、現在のところ原因は不明である。
症状 :
毛細血管の血流が妨げられ内耳に血液が十分届かずに機能不全を引き起こすという内耳循環障害説、ステロイド(感染症に対して抗炎症作用を持つ)が効果を発揮することからウィルス感染を原因とする説などがある。 患者調査の傾向からストレスを原因の一つとする意見もある。耳以外の神経症状(四肢の麻痺など)は見られない。遺伝の要素は見つかっていない。分野としてはあまり研究が進んでいないのが現状である。軽~重度の難聴(低音型・水平型・高音型など)と耳鳴りなどが中心であり、それに加えて音が「異常に響く」「割れる」「二重に聞こえる」「音程が狂う」など、その副症状も人によって様々である。めまいや吐き気を訴える事もある(この場合はメニエール病も疑われる)。ほとんどの場合片側のみに発症するが、稀に両側性となる場合もある。
治療:誤解されがちな点であるが、突然の失聴が患者に与える精神的負担は極めて大きい。外見的に障害が見られず周囲の理解が得られにくい事に加え、健康体からの突然の発症からくるショックや、耳の異常を常時自覚せざるを得ないため、深刻なストレスと精神的苦痛を常に強いられる。特に大人になってからの中途失聴は障害認識が難しく、それまで言語コミュニケーションにより築いてきた友人関係・家族関係・社会的地位などを危うくする場合もある。
適切な早期治療と安静が極めて重要である。症状を自覚した場合は速やかに設備の整った病院(大学病院など)で耳鼻咽喉科の専門医の診断を受けることが肝要。判断と治療の困難さから小病院・一般医では知識や設備が不足している場合が多く、誤診による手遅れ・認識間違い等に注意が必要である(実際に聴力低下が見られても、ある程度会話が聞き取れれば正常とみなされ異常と診断されないこともある)。
なお治療方法は前述の仮説を想定したものが中心となる。一般的には発症から約2週間以内が治療開始限度と言われており、これを過ぎると治癒の確率は大幅に低下する。治療開始が早いほど、その後の症状に大きな差異が出るとの考えもある。重度であれば入院での加療が望ましい。
* ウイルス性内耳障害改善を目的とする、ステロイド剤投与(比較的効果が高い)。
* 内耳循環障害改善を目的とする、血流改善剤(アデホスコーワ等)、代謝促進剤(メチコバール等)、高気圧酸素療法、星状神経節ブロック注射等。
* 内リンパ水腫改善を目的とする、利尿剤(イソバイド、メニレット等)投与。
コメント
_ papachibi ― 2009/06/26 21:42
_ トシ坊 ― 2009/06/27 05:49
再発ということで、症状が悪化してしまいました。 掛かる病院の医師のレベルにもよるのでしょう、運悪く若い先生でしたので、投与される薬も、一般的なものでした。 仕事をせずにのんびり過ごせればいいのですが、それもままならず・・・・。
_ papachibi ― 2009/06/27 17:36
訂正させてください
インシュリン投与が、症状を改善するのではありませんでした。すみません。
正しくは副腎皮質ホルモンを高濃度で投与することにより突発性難聴を治療するのですが副作用で血糖値が上昇していまい危険なためインシュリン投与により血糖値をコントロールする。でした。
こまめに血糖値をコントロールしながら1週間から10日程度の入院だそうです。
_ トシ坊 ― 2009/06/27 18:19
副腎皮質ホルモンを投与されました。かなり高濃度のものを服用し、徐々に減らしていきました。 本来ならば、点滴療法が良いのですが、入院でないと点滴できないということで、今回は飲み薬で行いましたが、症状は改善せず。ビタミンB12剤に切り替えて様子を見ています。
_ HANABATAKE ― 2009/07/17 13:38
_ トシ坊 ― 2009/07/17 14:52
突発性難聴の再発と思いきや、「メニエール病」という診断でした。
確かに今回の発病時は、突然の眩暈と嘔吐に襲われ、翌日から耳に異常が出ました。仕事でのストレスが相当あったのでしょうが、それに加えて累積していた眼精疲労や、更年期からくる決まった時間に目が覚めてしまうことによる慢性的な睡眠不足等々、更年期を上手く処理できなかったことからの発病と思われます。
現時点で症状の改善の兆しは見られませんが、一番の薬はやはり好きな写真を撮ることにありそうですので、無理せずマイペースで撮っていこうと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
_ HANABATAKE ― 2009/07/17 15:29
写真撮るにも、五感を駆使します。
くれぐれも、お体を大事になさってください!!
_ トシ坊 ― 2009/07/17 19:09
昨日は、改善の兆しがないこともあり、曜日固定の担当医を変えて、症状について聞いてみました。その甲斐あって、自分が考えていた症状に対する、明快な説明があり、納得して帰ってきたということです。やはりお医者さんも、人によっては説明の下手な方がいますので、患者の方で気を利かせる必要もあるということのようです。
今日は、会社の業績が悪いので2日/週程度休日が増えてまして、そういうお蔭で連休となっています。でもその分、給料も減っていますので、喜んでばかりはいられませんが・・・。
ということで、ご心配いただき、本当に有り難うございました。
引っ越しを控えて、体調回復に努めます。
_ トシ坊 ― 2009/07/20 07:08
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たびたびFotopusでお世話になりありがとうございます。
以前入院していたときに突発性難聴の患者さんがいらしてインシュリン投与の治療をうけておられました。
内分泌内科と耳鼻咽喉科の連携が必要かもしれません。お大事になさってください。