■痩せると肥満より危険、5Kg以上減 死亡率1.4倍 ― 2009年05月05日
痩せると肥満より危険、5Kg以上減 死亡率1.4倍…厚労省調査
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090423-OYT8T00613.htm
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2009/04/23
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全国の40~69歳の男女約88,000人を平均約13年間追跡調査した厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査によって、成人後に5Kg以上体重が減った中高年は、男女共に死亡する危険が1.3~1.4倍高くなるが、体重増による死亡率増加の関係は認められなかったという。調査期間中に6,494人が死亡した。この内、5Kg以上体重が減少した人は、変化が小さかった人に比べ、男性で1.44倍、女性で1.33倍死亡率が高かった。一方、20歳時から5Kg以上体重が増加した男性は、死亡率が0.89倍に下がり、女性では変化が見られなかった。体重が10Kg以上増加した人で見ても、男女とも死亡率に大きな変化はなかった。
日本人は、外国人とは異なり極端な肥満がもともと少なく、肥満が死亡率に与える影響が調査結果には反映しなかったとみられ、痩せると死亡率が上がる原因については、今回の調査からは判らなかったが、体重低下で免疫力が落ち、感染症などに罹り易くなることが考えられる。
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