●富士にはススキが良く似合う'08 ― 2008年11月04日
●初秋の峠から望む富士 ― 2008年11月06日
■難病からの生還 ― 2008年11月08日
------末期癌と宣告された父の実体験をもとに...
西洋医学に見放された末期ガン患者が、免疫強化食品により、「癌」を克服した経緯が詳細に記されています。 「アラビノキシラン」というものの効能もさる事ながら、やはり、腸内細菌のなかの善玉菌の働きを重視されていますし、そしてその結果、免疫力が向上して、病気を予防できるという視点は、私の健康法とも一致しています。
是非とも、このサイトの「免疫」に関する判り易い解説と病気の原因が「食」に有るという観点を読み解いていただきたいと思います。
お薦めのサイトです。◎「難病からの生還」のコメント・・・・・
『ここでいう難病とは、免疫機構の変性で疾病となる難病(免疫不全症候群の疾病)を指します。 私の父親が「中咽頭癌(末期)」と宣告され、奇跡的な完治をするまでの全データを公開。 「癌」というもの、そして「免疫」について調べて、理解した内容をまとめてみました。 なぜ人は癌や難病になるのか?癌や難病を治療するためにはどうすれば良いのか?など、癌についていろいろと調べている中で出会った免疫強化物質「アラビノキシラン」とは一体何なのかを、参考程度に説明しておきます。・・・・』▼父親のガン宣告
▼ガンのメカニズム
▼生体のメカニズム
▼病気の原因とは何?
▼健康のもと
▼西洋医学と東洋医学
▼アラビノキシランとは
●朝日に浮かぶ紅葉と富士 ― 2008年11月09日
■地中海ダイエットで死亡や慢性疾患のリスクが減少 ― 2008年11月11日
Nikkei Medical Online HOT NEWS 2008/10/15
BMJ誌から
アドヒアランス良好の場合、前向きコホート研究のメタ分析イタリアFlorence大学のFrancesco Sofi氏らが、地中海ダイエットのアドヒアランスと死亡率や慢性疾患罹患率の関係を調べた研究をBMJ誌電子版に2008年9月11日に発表したところによれば、野菜や果物、精製度の低い穀類などを積極的に摂取する地中海ダイエットは、慢性疾患の一次予防と二次予防に有効と考えられ、アドヒアランスが良好なら、総死亡、心血管死亡、癌罹患または癌死亡、パーキンソン病とアルツハイマー病罹患のリスクが有意に低下することが示された。
原題:「Adherence to Mediterranean diet and health status: meta-analysis」
■ビスフェノールAは低曝露でも健康被害に関係か ― 2008年11月15日
Nikkei Medical Online HOT NEWS 2008/10/17
BMJ誌から
大規模疫学研究で心疾患や糖尿病のリスクが増加飲食物容器のコーティングに用いられるエポキシ樹脂の原料として含まれている化学物質であるビスフェノールA(BPA)が人体に及ぼす影響として注目されてきたのはエストロゲン様の作用だが、この環境ホルモンであるBPAへの慢性的な曝露が健康被害を引き起こすのではないかという不安に対して、英国Exeter大学のIain A. Lang氏らが、尿中BPAを指標とした過去最大規模の疫学研究を行い、動物だけなく人に対しても、BPAへの低レベルの曝露が心疾患、糖尿病、肝酵素高値のリスク上昇と関係することを、JAMA誌2008年9月17日号に報告した。
低レベル曝露については、有害かどうか、現行の規制に変更が必要かどうかについて議論が行われているが、低レベル曝露の影響を調べた質の高い疫学研究がなかった。そこで著者らは、米国の一般成人を対象とした2003~2004年の全米健康栄養調査(NHANES)に参加した人のうち、尿中BPAと尿中クレアチニンの濃度が測定されていた18~74歳の1455人(男性が694人、女性が761人)を対象に、日常的なBPA曝露が成人の健康に及ぼす影響を明らかにした。
健康への影響は、糖尿病、狭心症、関節炎、喘息、癌、慢性気管支炎、冠疾患、気腫、心臓発作、あらゆる肝疾患、脳卒中、甲状腺疾患に対して医師から慢性疾患だと告げられたことはあるか、という質問に対する回答を元に行った。
尿中BPA値に性差は見られなかったが、低値から高値までの幅は広く、適正体重グループ(BMI18.5~24.9)のBPA加重平均値は3.91ng/mLだったのに対し、 BMIが35以上の肥満者では6.93ng/mLだった。
尿中BPA高値と、心疾患(冠疾患、心臓発作、狭心症)、糖尿病の間には有意な関係が見られた。
更に、対象者をBPA値で4分位群に分け、最低4分位群を基準として最高4分位群の心疾患既診断のオッズ比を求めると、2.89(1.07-7.78、p=0.04)となり、関係の有意性が確認された。
一方、糖尿病既診断については、最低4分位群と最高4分位群を比較すると、オッズ比は2.43(1.35-4.38、p= 0.006)で有意な関係が認められた。
それ以外の一般的な疾患とBPAとの関係は見いだされなかったが、低レベルの慢性的なBPA曝露が、一般成人の心血管疾患と糖尿病、肝酵素高値に関与する可能性が示唆された。しかし、BPAが真にリスク上昇の原因かどうかは、今後の研究に委ねられると結んでいる。
●忍野平野から望む富士 ― 2008年11月16日
■シニア男性「ちょい太」お勧め 死亡率低下、茨城で調査 ― 2008年11月17日
独協医科大の西連地利己(さいれんち・としみ)助教(公衆衛生学)らが中心となり、茨城県や筑波大などのグループが、93年度に健診を受けた茨城県の40~79歳の男性32,000人、女性62,000人を対象に、03年まで追跡調査した結果、長生きのためには、高齢の男性に限っては「少し太め」がお勧めなことが判った。高齢女性ではほぼ標準的な体形だと亡くなる人の率が低かったが、それでも日本肥満学会が理想とする体形(BMI=22が理想)よりは「太め」だったという。体形は、体重(Kg)の値を身長(m)で2回割った体格指数(BMI)でみて、男性は40~50代では23.4、60~70代では25.3の人が、死亡率が一番低かった。高齢男性では少し太めな方が、栄養状態が良いといった利点があり、死亡率が低くなっている可能性がある。
女性で死亡率が一番低かったBMIは、40~50代で21.6、60~70代で23.4。高齢で高めになるのは男性と同じだが、全体に男性より細めだった。
高齢になると、若いころより太めの方が望ましい、と海外の研究で指摘されていたが、日本人の大規模調査で確認されたのは初めて。望ましい体形は年代ごとに分けて考えた方が良いようだ。ただ同じ体形でも、脂肪が多くて筋肉が少なければリスクは高まるので注意が必要だ。
≪参考情報≫:
団藤保晴のインターネットで読み解く!」
第159回「メタボリックS健診は男性短命化政策」
http://dandoweb.com/backno/20080506.htm
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