■「がんワクチン」の臨床試験に着手…がんセンター ― 2007年11月06日
「がんワクチン」の臨床試験に着手…がんセンター
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071101-OYT8T00216.htm
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/11/01
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国立がんセンター中央病院(東京都中央区)が、治療の難しい「すい臓がん」、「胆道がん」患者を対象に、「がんワクチン」の臨床試験を年内にも着手する予定という。
ワクチンには、正常細胞にはなく、がん細胞の表面にある「WT1」というたんぱくのかけら(ペプチド)を利用。体内に入ると、がん細胞だけを直接攻撃する免疫細胞(キラーT細胞)を増やす作用がある。
ワクチン投与は、手術、抗がん剤投与、放射線照射に比べ、体への負担や副作用が少ない長所がある。がんワクチン:体が持っている免疫力を利用する治療法。がん細胞攻撃の目印となるたんぱく質の一部などを患者に注射することで、がん細胞を「異物」と認識する免疫細胞を増やして、がん細胞を攻撃させる。
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